才野のよかったものリスト

月に1度、良かったものをまとめます

2023年9月 よかったもの

はじめに

 

 はじめまして。才野泣人と申します。

 

 このブログは8割私の備忘録、2割が布教目的で書く、個人的に良かったものをジャンルに問わず紹介していくブログです。

 

 思い立ったが吉日ということで、中途半端な時期ではありますが早速始めていこうかと思います。

 

 文章が急に砕けたり畏まったりするかもしれませんが、適当に読み飛ばしてください。

 

 

 

では2023年9月分

 

ジョン・ウィック コンセクエンス(映画)

 

 ジョン・ウィックシリーズ4作目にしておそらく最終作。続けようと思えば次回作もできそうだけど、ここで終わってたほうが個人的には好みかな。

 

 まずはジョン・ウィックシリーズの簡単なあらすじを。

 裏社会で伝説的な殺し屋だったジョン・ウィックは、最愛のパートナーを見つけ、結婚を機に引退。

 しばらくは普通の生活を送っていたものの、妻が病に倒れ亡くなってしまう。形見である愛犬もロシアンマフィアに殺され、愛するものを全て失った彼は、復讐のために再び裏社会へと舞い戻っていく……。

 

 とまあ基本的にはキアヌ・リーヴスのかっこいいアクションを見る映画。

 私はこのために2日かけて1,2,3をネトフリで予習しましたが、シリーズを追うごとに派手になっていくアクションと無茶苦茶さ。

 色んな意味で「おいおい」と言いたくなるのが癖になります。

 

 そしてこの4作目。もうほんとにやりたい放題。何回ビルから落ちようとも、何回車に轢かれようとも次のカットでは立っているジョン・ウィック。お前の体は何でできているのか。そしてあまりに万能すぎる防弾スーツ。どんだけ撃たれても「めちゃくちゃ痛ぇ」で済む優れもの。

 シリーズを通してお約束みたいになってた事項がパワーアップして帰ってきた感じ。ジョン・ウィックに求められているものを完全にわかっている。

 

 アクション映画は普段あまり見ないのですが、ジョン・ウィックはスカッとするいい映画でした。悪いやつはだいたいぶっ殺されるしね。


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真夏の方程式(映画)

 いや別に映画専門のブログじゃないんですよ?

ただ今月あんまり物を買ってないせいで、どうしても芸術系によりがちになってしまいますね。

 

 というわけでこれはアマプラで見た映画。あんまり邦画は好きじゃないんですが、前作の容疑者Xの献身が良かったので2作目も見てみることに。

 

 これが大正解。個人的にはこっちのほうが好きですね。映画ガリレオシリーズってミステリーというよりかは人間ドラマといった感じで、基本的には淡々と物語が進んでいくんですが、ちょっと暗い雰囲気もあるんですよね。

 そんな鬱気を払拭するのが舞台となった西伊豆(玻璃ヶ浦)の海。この青い空と海が綺麗な画になるんですね。

 暗い話と明るい画がまさかマッチするとは。甘いものとしょっぱいものを同時に食べると美味しいみたいな感覚でした。

 

 そして何より良かったのが子役、山崎光君の演技。

 基本的に子役の演技ってわざとらしすぎて好きじゃないんですが、この子の演技はとても自然で、物語にうまく溶け込んでいてびっくりしました。

 この子が演じた柄崎恭平って役は物語でも結構キーになる子なんですけど、彼じゃないと演じきれなかったと思います。

 

 ストーリーも演技も構図も全て良かった映画でした。

 

 

③ジェニークラシック(音楽)

 川谷絵音率いるバンド「ジェニーハイ」3作目のフルアルバム。

 リリースは6月28日なんですけど、9月もめちゃくちゃ聴き倒したのと、どうしても紹介したかったんで許してください。(このブログって布教も兼ねてるからね)

 

 元々川谷絵音が好きで、ジェニーハイも発足から追っているですが、このアルバムはまさに別格。

 特に気に入っているのが2曲目「クラシックハイ」と最終曲「贅沢」

 

 クラシックハイはタイトルの通り、クラシック風でありながらJロックもしっかり混ざっている曲。特に聞いてほしいのは川谷絵音のギター。

 コンポーザーとして知られることも多い絵音だが、ギタリストとしてもかなり凄い人。音作りからテクニックまで全部凄い。

 疾走感のある曲だが、音が流れすぎないようにトメハネもしっかりある。けど流れは止めない。なんとも絶妙なバランス。

クラシックハイ

クラシックハイ

  • ジェニーハイ
  • ロック
  • ¥255

 

 贅沢はアルバム最後の曲。注目すべきは新垣隆のピアノ。というか否が応でも耳に入る。

 現代音楽家の名前の通りクラシックもお手の物。

 間奏のピアノソロはそこだけ切り取って何回でも聞けるぐらい完成されてる。

 いっきゅうのボーカルも勿論綺麗な声なんだけれども、それに並ぶぐらい主張してくる、けれども邪魔はしない。この絶妙な塩梅は彼じゃないと表現しきれないだろう。

贅沢

贅沢

  • ジェニーハイ
  • ロック
  • ¥255

 

 最近はサブスクの波もあってシャッフル再生が流行りですが、アルバムはやっぱり順番通り聴いてこそ。その良さを再確認させてくれるいい1枚でした。

 

 

 

 

 

 

 というわけで9月はこんな感じ。とりあえず手探りで書いてるので、来月からまたフォームが変わるかも

 そもそも来月ちゃんと更新するのか? 

 飽きないように頑張りたいです。

 それではまた次回。